お久しぶりです。かんなです。
猫共々元気にやっております。
今年は2022年で2が3つも揃う,猫好きにとっては特別な年ですね。
そんな特別な年の2月22日猫の日はきっと最高に特別な日になります。
ふとこの猫ブログを思い出したので,2021年12月から2022年1月の間の出来事を書こうと思います。
(痛そうな写真が苦手な方はこの先ご遠慮ください)
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これまでうちの猫たち(ピート16歳・デルタ14歳)は怪我や病気も無く過ごしてきたけれど,どちらも高齢だし,そろそろなにかしらあるかもしれない。と思っていた矢先にデルタが尿路結石になった。
12月の1カ月間は結石が詰まる度に動物病院へ駆け込む日々。
大きな結石が3粒くらいあって,それは尿道を通らないから,膀胱へ水圧で押し戻す。
押し戻してもまた尿道に戻って詰まるの繰り返し。頻度にして2,3日に1回。
きっと痛い思いをしているデルタに「大丈夫だよ」と気休めの声を掛けながら病院へ連れて行く。
尿道を通る結石は尿と一緒に排出されるから採取をして保存した。
大きなもので1.5mmほど。
血液混じりの尿の中に見える茶色の塊が結石。
結石を出す時はかなり踏ん張っていた。
いつもは行儀よく座って尿を足すデルタが,
前足を伸ばしてトイレの淵を持って,
後ろ足を片方だけ別の場所に乗せたりして
いちばん踏ん張りやすい姿勢を試行錯誤していた。
そんな姿を固唾を飲んで見守っていた。
猫のお尻をこんなに見続けるなんて人生初めて。
兎に角,邪魔しないように,踏ん張りやすいように,
デルタの様子をみながら試行錯誤した。
結石と同じくらい曲者だったのが血餅。
猫の細い細い尿道からこの塊が出たときは,驚きと同時に泣けた。
動物病院で処方された薬は,抗生剤と造血剤と止血剤と胃薬と液体の栄養剤。
錠剤には1回2錠のものもあって,2人がかりでも嫌がる猫に1錠ずつ飲ませるのは心が折れる。
そこでソウヘイさんが錠剤を粉状にする道具とシリンジを導入。
複数の錠剤を少量の水に溶かして飲ませる作戦。
結果,1錠ずつ飲ませるよりはお互い耐える時間が短縮できたから,正解だったと思う。
ただ,抗生剤は結構苦いみたいで
液状にしたら見た目も毒々しくて,これはこれで可哀想…
病院で教えてもらった,”猫に薬を飲ませるコツ”は,”首を少し伸ばして顔を上げると口が開く”というものだったけれど
デルタは首をすくめて絶対に口は開けないという姿勢で断固拒否。
言葉は話せないけれどデルタの気持ちはひしひしと伝わってくる。
できるだけベロよりも奥に入れてあげたいけれど,嫌がる猫をなだめながら飲ませるのはやはり大変。
年が明けて,デルタの血液の値と体力が正常値になったため結石を出す手術を受けた。
たった2mm程の結石で命を失いかけることになるなんて。
多くの猫さんを苦しめる結石が厭わしい。
抜糸までの10日程はエリザベスは付けたままになる。
寝ようとしても硬いエリザベスが顔に当たって不快そうなデルタさん。
寝るとき以外にも,エリザベスは色々な所に引っかかったりぶつかったり。
見ているこちらが耐えられなくて,柔らかそうなものをamazonで購入。
翌日に届いて早速装着。
軽くて柔らかいエリザベスにしたことで,こたつに入ってくつろぐこともできるし,飲食もしやすくなった様子。
何より,エリザベスを枕にして眠る姿が非常に良い。
手術後のデルタは,飲食・トイレ・睡眠。どれも順調。
ぽわぽわのエリザベスに包まれて眠るデルタに癒される。
そして,あっという間に抜糸の日。
この感じならすぐに手術痕も消えそう。
そして2月のデルタは,結石を作らない為の療養食を食べつつ
自由気ままに走り回ったり,お昼寝したり,膝の上に来て甘えたりしている。
デルタは菩薩のような穏やかな猫だから,穏やかに幸せに猫生を送ってほしいと心から願っている。
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posted by kanna at 10:55|
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